「服に日焼け止めがついちゃった!」そんな時の対処法 家庭でできる簡単4ステップ落とし術

日差しが強くなる季節、外出前に欠かせないのが日焼け止め。でも、服につけないように気をつけていても、気づいたら袖口や襟、バッグのストラップ部分に白い汚れやピンクっぽい変色が…。
「これ、ちゃんと落ちるの?」「普通に洗濯していいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな衣類についた日焼け止めの汚れを家庭で落とす方法をご紹介します。

 

なぜ落ちにくい?日焼け止めの成分と汚れの特徴

日焼け止めには、汗や水に強く落ちにくい「ウォータープルーフ」タイプが多く使われています。これらには、油分(紫外線吸収剤やシリコーン)や、金属酸化物(紫外線散乱剤)などが含まれており、通常の洗濯だけでは落としにくいのが特徴です。

また、肌についたままの状態で服に触れると、皮脂と混ざって酸化し、黄ばみや変色の原因にもなります。

【ステップ1】できるだけ汚れを除去する
乾いた布やキッチンペーパーで、表面についた日焼け止めをこすらず、押さえるように吸い取ります。このとき、広げないよう注意しましょう。

【ステップ2】中性洗剤+クレンジングオイルで前処理
日焼け止めの多くは油溶性なので、クレンジングオイル(メイク落とし)や食器用中性洗剤を活用します。

  1. クレンジングオイルまたは中性洗剤を汚れ部分に直接塗布
  2. やさしくもみ洗い(※強くこすらない)
  3. 5~10分ほど置いてなじませる

衣類の素材によっては、まず目立たない部分でテストをしてください。

【ステップ3】ぬるま湯でしっかりすすぐ
30~40℃くらいのぬるま湯で、洗剤や油分をしっかりすすぎます。熱すぎるお湯はシミを固定する恐れがあるため避けましょう。

【ステップ4】いつもの洗濯で仕上げ
その後、通常どおり洗濯機で洗います。酸素系漂白剤(色柄OKのタイプ)をプラスするのもおすすめです。

 

落ちにくい「ピンク汚れ」や「黄ばみ」には

すでに酸化してしまった黄ばみや、白い服に出やすい**ピンク汚れ(※金属系の変色)**は、通常の洗濯では落ちにくいことがあります。

この場合は、以下の方法を検討しましょう。

食べ物のシミ

  • 酸素系漂白剤を使ったつけ置き(30分~1時間程度)
  • 漂白剤入りの洗濯石けんで部分洗い
  • 白い衣類なら、塩素系漂白剤を素材に応じて使用(注意事項をよく確認)

それでも落ちない場合は、無理にこすらず、プロのクリーニング店に相談するのが安心です。

 

予防のコツは「つける順番」と「しっかり乾かす」

衣類への日焼け止め移りを防ぐには、塗った後すぐに服を着ないのがポイントです。
日焼け止めを塗ったら、しっかり肌になじむまで510分程度待つことで、衣類への色移りを減らせます。

また、衣類につきにくい処方の日焼け止め(「ノンケミカル」「無色透明」など)を選ぶのも◎。

 

まとめ

日焼け止めによる衣類の汚れは、放っておくと変色や生地の傷みにもつながることがあります。
早めの処置と、正しい落とし方を知っておくことで、大切な服を長くきれいに着続けることができます。

うっかり汚れても焦らず、今回の方法をぜひ試してみてくださいね!

 

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